本サイトもあやかっている北欧神話はなんだかんだ言ってゲームなどでよく見かけますよね。
その北欧神話の世界観をもう少し知ることでより一層厨二の沼にはまれるのではないでしょうか?
最初にあったもの
遥か大昔、ギンヌンガガプとムスッペルスヘイムとニヴルヘイムしかなかった。
ギンヌンガガプ:深淵/クレバスかな
ムスッペルスヘイム:深淵と灼熱の大地/溶岩の吹き出す土地かな
ニヴルヘイム:極寒の大地/北欧らしい氷雪の世界だね



最初の巨人
熱風は霜を溶かし、そこからユミルとアウズフムラが生まれた。
ユミルはアウズフムラから流れる4本の乳の川を糧に生き、霜の巨人と呼ばれる一族を得た。
アウズフムラはしょっぱい霜を舐めて生き永らえ、舐めた霜からはブーリが生まれた。
ユミル:最初の巨人(進撃する某漫画にも出てきましたな)霜の巨人の一人で一族を創る
霜の巨人たち:ユミルの子供たち?後にベストラという娘が産まれる
アウズフムラ:とてつもなくでかい牝牛
ブーリ:霜の巨人ではない何か。後にボルという息子を産む
最初の神
ブーリの息子ボルは霜の巨人の娘のベストラとの間にオーディン、ヴィリ、ヴェーを生し、彼ら3人は神となった。彼らは霜の巨人を嫌い、ついにはユミルを亡き者にした。ユミルの体からは大量の血があふれ出し、霜の巨人たちは流され息絶えた。辛うじて生き残った霜の巨人たちは、この先ラグナロクまで敵対することとなる。
オーディン:最高神、すごいが、余計なこともする
ヴィリ、ヴェー:大体一緒に語られる。あまり出番はない

世界の創造
オーディン達はユミルの体から世界を創造した。
・ギンヌンガガプをユミルの血で満たし
・肉で造った大地を浮かべ、残った肉から涌いた蛆に人型と知性を与え、妖精をつくった
・骨から山、歯から岩、脳から雲を創り世界を飾った
・頭蓋骨をノルズリ、スズリ、アウストリ、ヴェストリに支えさせ、天を創った
・ムスッペルスヘイムの火の粉を集めて天に飾り、太陽と星々を創った
・浜辺でトリネコとニレの流木を見つけ、これを人間の男女にした。
・まつ毛で境界をつくり、ミズガルズとヨトゥンヘイムを創った
・世界の中心に塔を築き上げ、アースガルズを創った
ノルズリ、スズリ、アウストリ、ヴェストリ:小人/北・南・東・西の意味
トリネコ:アスク/キク亜綱- ゴマノハグサ目- モクセイ科_ユグドラシルのこと
ニレ:エンブラ/ニレ科ニレ属_寒い地方の街路樹に使われることがある
アスク、エンブラ:最初の人間、アスク(トリネコからできている男)、エンブラ(ニレからできている女)/オーディンは命と魂を、ヴィリは動く力と知性を、ヴェーが言語、聴覚、視覚を授けた
ミズガルズ:人間の住む世界
ヨトゥンヘイム:巨人の住む世界
アースガルズ:神の住む世界

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